加工品や惣菜等の栄養成分表示が義務化されたことに伴い、道では、今までの「栄養成分表示の店推進事業」を見直し、道民の方々への健康的な食生活を支援する「ほっかいどうヘルスサポートレストラン推進事業」が、令和元年１０月から新たにスタートされておりますので、ご紹介いたします。
ほっかいどうヘルスサポートレストランとは？
北海道内の外食料理店やコンビニエンスストア、スーパーやお弁当店、お惣菜の店などで、普段の生活で活用していただける健康づくりに関する情報を提供したり、健康に配慮したオーダー対応やメニューを提供するなど、道民の皆様の健康づくりをサポート（支援）するお店です。
目的
北海道健康増進計画「すこやか北海道２１」の目指す健康寿命の延伸と健康格差の縮小に向け、「ほっかいどうヘルスサポートレストラン」の登録を推進することにより、食品選択や外食摂取において、健康管理上の適切な選択を支援し、道民の健康づくりに資することを目的としています。
登録について
登録店の取り組み状況によって、一つ星～三つ星の三段階で登録しています。
- 登録の必須要件 【☆：一つ星店】
- ヘルスオーダー支援 【☆☆：二つ星店】
- ヘルスサポートメニューの提供 【☆☆☆：三つ星店】
1.登録の必須要件 【☆：一つ星店】
- 道民に対し、道が提供する健康情報等の発信を行う
- 店内を禁煙にしている
※複合スペースの場合、飲食及び食品の製造・販売に係る部分のみ対象となります。
※店内の禁煙について、喫煙専用室での分煙や時間帯での分煙は対象となりません。
2.ヘルスオーダー支援 【☆☆：二つ星店】
必須要件を満たした上で、次の事項のうち２つ以上の実施していることが条件です。
- エネルギー控えめオーダー（例：主食量の減少等）
- 塩分控えめオーダー（例：薄味対応や減塩醤油の提供）
- 脂質控えめオーダー（例：調理方法の変更（揚げ→焼き、蒸し等）、ドレッシングをノンオイルタイプに変更等）
※中食を提供する店舗については、上記に該当する商品について、商品または、商品ポップ等に選択に資する掲示をしてください。
3.ヘルスサポートメニューの提供 【☆☆☆：三つ星店】
顧客への健康へ配慮したメニューとして、次のいずれかの事項１つ以上のメニュー提供とその情報を明示する。なお、常時の提供を原則とすることが条件です。
- 栄養バランスメニュー（「スマートミールに基づく基準」を満たした食事）
- 塩分控えめメニュー（3g/食 未満の食事）
- 野菜たっぷりメニュー（野菜の重量が120ｇ/食 以上、または、70ｇ/品 以上の食事）
※ 上記１・２の実施に当たっては、顧客への栄養成分表示（主要５項目）を必須とし、３の実施に当たっては、野菜の使用重量が上記の重量以上であることを掲示してください。
※野菜たっぷりメニューでは、芋・きのこ・海藻は野菜に含みません。
登録店の探し方、登録を検討される方は、下記のリンクからご確認ください。
